“ほぐし”と“おっとっと”

今日は、陸上教室初日でした。

400mグループの練習のテーマは“ほぐし”と“おっとっと”。

“ほぐし”は、今日の講師の先生の「からだをほぐせば、良い動きに自然となる」という考えのもと、からだの各部をほぐすことを行いました。ポイントは“トントン”と“さする”です。
“トントン”とはからだのほぐしたい部分を床に優しく叩きつける動きです。脹脛や太腿、お尻や腕を床にトントンします。ここで、大事なのはバシバシでもなければ、ドンドンでもない、“トントン”という動きであることです。
次に“さする”というほぐし方ですが、これは自分のほぐしたい部分を強くさすることによって、脳に「ここを伸ばすんだよ」と教える動作です。そうしてさすって伸ばす場所を明示することによって、より効果的にからだをほぐすことが出来ます。

次のテーマ“おっとっと”ですが、これは旭丘の練習でもよく顧問の先生がおっしゃっていることです。
からだをギリギリまで倒し(この時にからだが腰の部分で折れ曲がって“くの字”になることはNG!)、そうすることにより自然と足が前に出て、走りにつながります。ようは「おっとっと!」と転びそうになるような状態を継続して“重心”を前へと進めていくことを指しているのだと思います。
この“おっとっと”がどれだけ長く継続出来るかが、今後の課題となると思います。

他にも、動物の歩き方から良い動きを学ぼう!ということで、猫やワニの歩き方をマネしたり、重心の感覚を掴もう!ということで、胡座をかいてグルグル回ったりと、「からだを上手く動かすための知識」というものを、今日は沢山学びました。
ほぐしの運動は家でも手軽にできるので、持続してやっていく所存です。