素潜りの世界に「ブラックアウト」という言葉があるそうです。潜っている最中にパニックに陥って、酸素を一気に使って意識が飛んでしまうことを指すそうです。原因の一つに、先を考えて恐怖を感じたり、慌てたりすることにあるそうです。人が不安を抱いた途端に、脳は大量の酸素を消費し結果的にブラックアウトを引き起こしてしまうんだとか。
つまり、脳は余計なことを考えて不安になればなるほど大量の酸素を消費してしまうのです。これは、陸上だって同じではないでしょうか。スタートラインにたった時に不安材料が頭に少しでもあれば、脳は酸素を浪費しパフォーマンスは低下するのだと思います。
不安を無くすことができるのは自信しかありません。しっかりと自信をつけた上で、試合を楽しむレベルまで持っていけたら最高のパフォーマンスができるはずです。もちろんこの自信は練習という根拠に基づくものでなくてはなりません。
来シーズンは、不安要素ゼロの状態でスタートラインに立ちたいものです。
と、為末さんの本を読みなおしてて思いました。
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